計算機の使い方
- 長方形1区画の内側の長さ、幅、仕上がり厚さを測ります。各寸法で単位を別々に選べるため、12 ft、10 ft、4 inのようにそのまま入力できます。
- 同じ寸法の区画数を入力します。寸法が異なる場合は別々に計算し、注文体積を合計してください。
- 使用する割増率を入力します。この計算機は安全な率を自動決定しません。0なら幾何学的体積だけ、正の値なら指定分だけ加算します。
- 購入する製品の袋や仕様書にある練り上がり体積をL、m³、ft³で入力します。袋の重量は施工量の代わりになりません。
- 正味体積、割増分、注文体積、端数を含む袋換算を確認し、製品表示と販売条件を確認してから整数袋数を使います。
結果の意味
正味体積は割増前の全区画の幾何学的体積です。割増分は正味体積に指定率を掛け、注文体積は両者を足した値です。m³、yd³、ft³を併記するため、メートル法の袋表示と生コン見積もりを再入力せず比べられます。
端数を含む袋換算は注文体積を1袋の施工量で割った値です。通常は袋の一部を買えないため、整数袋数は切り上げます。袋数が表す体積が注文体積を超える差は切り上げによるもので、隠れた割増ではありません。
式:正味体積=長さ×幅×厚さ×個数、注文体積=正味体積×(1+割増率÷100)、袋数=⌈注文体積÷1袋の施工量⌉。
計算例
10%割増のメートル法の土間
4 m×3 m×100 mmは正味1.2 m³です。10%を加えると注文体積は1.32 m³。1袋12 Lなら端数換算も整数結果も110袋です。
ヤード・ポンド法の小型区画2つ
6 ft×4 ft×4 inを2区画で正味16 ft³。5%なら16.8 ft³、約0.622 yd³です。1袋0.60 ft³なら28袋。必ず実際の製品表示に置き換えてください。
この見積もりが役立つ場面
長方形のテラス、物置基礎、通路区画、機器台、単純なフーチングについて、価格照会や袋数確認をする前の1回の計画に向きます。
L字形や段差のある範囲は重ならない長方形に分け、個別の注文体積を合計します。型枠と路盤の施工後にも再測定してください。実際にできた空間が体積を決めます。
制限・仮定・よくある入力ミス
- 数量の概算だけで、厚さ、配筋、強度、配合、養生、安全性を提案しません。
- 同じ長方形だけが対象です。柱、円筒、階段、傾斜、空洞、不整形掘削には別の形状計算が必要です。
- 割増率は利用者の入力で保証ではありません。地盤、型枠、こぼれ、販売最低量で必要量は変わります。
- 重量ではなく練り上がり体積を使い、単位も確認してください。
- 小数点はピリオドまたはカンマに対応します。桁区切り、3 1/2のような分数、単位記号、0や負の寸法は入力しないでください。
見積もりの利用と保存
「結果をコピー」は注文体積と切り上げ袋数の短い文を作ります。寸法、割増率、製品名、施工量も工事メモや見積依頼に添えてください。ブラウザー印刷で表示結果を残せます。寸法や製品が変われば再計算します。
よくある質問
なぜ袋数は必ず切り上げるのですか?
袋は整数単位で購入するためです。切り下げると注文体積より公称施工量が不足します。端数換算も表示して差を確認できます。
割増率はいくつにすべきですか?
型枠、地盤、作業方法、販売店の助言に合う値を使ってください。この計算機は一律の率を推奨しません。
60 lb、80 lb、20 kg、25 kgを入力できますか?
施工量としては使えません。それらは重量です。袋や仕様書の練り上がり体積を探してください。
寸法の異なる範囲を合算できますか?
各体積を別に計算して加算します。同じ製品なら、丸め前の注文体積を合計してから1回だけ施工量で割ると個別切り上げによる過剰を避けられます。
スラブの設計や安全性を確認できますか?
できません。長方形の体積と袋数だけを計算します。構造、厚さ、路盤、目地、配筋、規定は設計資料や専門家に確認してください。