使い方
- 基準のISO、F値、シャッター時間を入力します。時間は秒または1/125のような分数、絞りは8のような数字だけで入力します。
- 目標側で求める項目を時間・絞り・ISOから一つ選び、残り二つを入力します。選んだ欄は読み取り専用になり、入力値として使いません。
- 同等の組み合わせなら明るさの変化を0段にします。プラスは公称上明るく、マイナスは暗くする指定です。「すべての設定を比較」では目標の三項目を入力し、変化の指定欄は使いません。
初期値は編集できる計算例であり、カメラから取得した設定ではありません。数字は小数点または小数コンマを使い、桁区切りを入れずに入力してください。各欄の下に対応範囲を表示しています。「計算」または入力欄でEnterを押すと、現在の値が確定します。入力欄の上の図は初期例から表示し、有効な入力に即座に反応します。編集すると確定済みの結果とコピー状態を解除するため、再確定には「計算」を押してください。未入力や無効な値では図形を消します。「クリア」は数値と結果・図を空にし、計算方法の選択は残します。「結果をコピー」はラベル付きの表示値をコピーします。計算はブラウザー内で行います。言語変更時は入力を離れる前に確認して翻訳ページを開きます。カメラ設定を保存して変換する機能ではありません。
計算式と結果の読み方
同じ被写体と照明条件で設定を比較する計算です。長いシャッター時間と小さな絞りを交換したり、高速シャッターに必要なISOを見積もったりできます。写真を解析したり、現場を測光したりはしません。同等の設定が保つのは単純な公称の明るさの関係であり、動きのぶれ、被写界深度、ノイズ、ハイライト余裕は同じになりません。
ISOをS、秒単位の時間をt、F値をNとすると、公称の明るさは S × t / N² に比例します。基準から目標への変化は log₂[(S₂t₂/N₂²) / (S₁t₁/N₁²)]。棒グラフの各寄与は log₂(S₂/S₁)、log₂(t₂/t₁)、2 × log₂(N₁/N₂) で、合計が表示される段数です。
EV100 = log₂(100 × N² / (S × t))。ISO 100基準に正規化した、設定から求める値です。目標が公称上1段明るければ、EV100は1下がります。実測した被写体輝度、カメラの露出補正値、処理後のJPEGの明るさとは同じではありません。このページは露出計の測定を行いません。
計算例
基準ISO 100、f/8、1/125秒ではEV100は約12.97です。ISO 100を保ち、目標f/4、変化0段で時間を求めると1/500秒になります。絞りを開く寄与が+2段、時間を短くする寄与が−2段で、合計0段です。
同じ基準ISO 100、f/8、1/125秒に対し、目標f/8、1/500秒、変化0段でISOを求めると400です。全項目比較では、元の絞りと時間のままISO 200にすると+1段、EV100は約11.97になります。
活用方法と制限
動きの表現、三脚での長時間撮影、絞り変更の計画に使えます。正確な計算値がカメラの設定刻みの間に来ることがあります。実際に選べる設定に合わせ、その組み合わせでもう一度比較してください。計算機が自動で1/3段刻みに丸めることはありません。
ISOは1~1,000,000、F値は0.5~128、時間は1マイクロ秒~86,400秒に対応します。指定できる変化は−20~+20段です。求めた値が同じ対応範囲から外れる場合は、使えない結果や図を出さずにエラーを表示します。これは計算上の制限で、すべての値をカメラが設定できるという意味ではありません。
レンズ透過率、フィルター、フラッシュ、相反則不軌、ISOの実装、画像処理によって実際の結果は変わります。時間と絞りが同じなら、ISOを上げても受光した光子数は増えません。テスト撮影、ヒストグラム、適切な測光で確認してください。この計算は撮影成功や夜間撮影の安全を保証しません。
よくある質問
プラスの段数は何を表しますか?
目標の S × t / N² が基準より大きいことです。+1で2倍、−1で半分になります。EV100の差は逆の符号です。
f/8からf/4が2段なのはなぜですか?
理想的な絞りで通る光は1/N²に比例します。F値を半分にすると4倍、つまり2回の倍増です。
不明な項目なしで比較できますか?
はい。「すべての設定を比較」を選び、基準と目標の三項目をすべて入力します。実際の段数差を求め、指定変化欄は無視します。
同等の組み合わせなら同じ写真になりますか?
いいえ。時間は動きのぶれ、絞りは被写界深度、ISOはノイズや余裕に影響します。保つのは説明した公称の関係だけです。