使い方
開放弦のスケール長、mm・cm・inの単位、1~36のフレット数を入力します。スケール長はナットからブリッジまでの公称振動長で、ネック長ではありません。初期例は648 mm、24フレットです。
「ナットから」は累積位置、「前のフレットから」は隣接位置の差です。第1フレットではナットからの間隔になります。「ブリッジまで」は残りの理想振動長です。主結果は指定した最終フレットの位置です。第12フレットの基準距離は、指定数が12未満でも常に全長の半分です。
最初は有効な例が入力されており、そのまま計算できます。数値欄を初めて選択または編集すると例の数値全体と確定結果を一度だけ消し、新しく入力した文字と単位選択は保ちます。その後ほかの欄を選んでも自分の入力は消えません。図は有効な編集中の値に追従し、空欄や無効値では枠と—を残します。計算で別の結果欄を確定し、コピーを有効にします。クリア後は空欄を保ち、例を自動復元しません。
式と比例図
スケール長L、フレット番号nのとき、ナットからの距離はdₙ = L × (1 − 2^(−n/12))です。残りの長さはL × 2^(−n/12)、隣接間隔はdₙ − dₙ₋₁で、d₀ = 0とします。1フレットごとに理想周波数は2^(1/12)倍になり、12段階で周波数が2倍、振動長が半分になります。これが12平均律の幾何学的な関係です。
図はナットからブリッジまでの全長を描きます。フレットは等間隔ではなく、ブリッジに近づくほど狭くなります。読みやすさのため一部の番号だけを表示し、表には指定した全フレットを載せます。狭い画面では図や表の内部を横スクロールできます。画面上の寸法を切断寸法には使えません。
2つの計算例
648 mm、24フレットでは、第1フレットはナットから36.37 mmです。第12フレットは324 mmで、ブリッジまで324 mm残ります。第24フレットは486 mmで、残りは162 mmです。半分・4分の1という値で独立に確認できます。第12フレット直前の間隔は約19.27 mmです。
25.5 in、12フレットでは第1フレットが約1.43 in、第12フレットが12.75 inです。等価な647.7 mmを入力すると第12フレットは323.85 mmです。単位を変えても入力数字は換算されず、その数字の解釈が変わります。換算したスケール長を自分で入力し、再計算してください。
精度・編集・制限
通常は小数第2位まで表示し、不要な末尾の0は省略します。非常に小さい非ゼロ値は指数表記にして0と区別します。内部計算は表示前の精度を保つため、丸め済み位置の引き算と表示間隔にはわずかな差が出る場合があります。小数点はピリオドまたはコンマで入力でき、桁区切りは使いません。
長さは選択単位で0より大きく10,000以下、フレット数は1~36の整数です。クリアは単位を保ち、数字と結果を消します。コピーには同じ丸め値と単位の表が入ります。
間隔の理解や設計比較のための理想値です。実楽器では弦の剛性、弦高、張力、構造に応じた補正が必要な場合があります。ブリッジ補正、ファンフレット、他の音律、溝幅、製作公差は計算しません。切断計画や校正済み型紙を保証するものではありません。
よくある質問
第12フレットが半分になる理由は?
1オクターブで周波数が2倍になり、同じ理想弦・張力では振動長を半分にする必要があるためです。
隣接間隔が狭くなる理由は?
各フレットで残りの長さを2^(−1/12)倍するため、短くなる絶対量も小さくなります。
フレット数に小数は使えますか。
番号付きフレットの個数なので、1~36の整数を使ってください。
単位変更で入力値も換算されますか。
されません。数字を自分で換算して再計算します。単位変更時に以前の結果は消えます。