塗料計算機の使い方
- 入力前にメートル法またはヤード・ポンド法を選びます。切替時は単位の読み替え事故を防ぐため例の値に戻ります。
- 長方形の部屋の内側の長さ・幅・仕上がり壁高を測り、壁、天井、または両方を選びます。4壁は周長×高さ、天井は長さ×幅です。
- 塗らないドア・窓・壁部分の実測面積を合計します。同じ塗料を塗る部分は差し引きません。
- 整数の塗り回数と、使用する製品のラベル・仕様書にある塗布率を入力します。面積は先に塗り回数分だけ増えます。
- 購入可能な容器サイズを1つ入力します。正味容量を確認し、購入容器数は不足しないよう切り上げられる点を確認します。
結果の読み方
総壁面積は開口部控除前です。正味壁面積は入力した開口部だけを引きます。天井は別計算で、正味塗装面積は選択面の合計です。
全塗り面積を塗布率で割ったものが正味容量です。リットルと米ガロンを併記します。購入容量が多く見えるのは容器単位の切り上げで、隠れた余裕率ではありません。
この1回の計算では壁と天井に同じ塗り回数・塗布率・容器サイズを使います。製品が異なる場合は別々に計算し、互換性のある未丸め容量だけを後で合計します。
式:壁=2×(長さ+幅)×高さ-開口部、天井=長さ×幅、塗料=選択面積×塗り回数÷塗布率、容器数=⌈塗料÷容器容量⌉。
計算例
メートル法:壁と天井
4 m×3 m×高さ2.5 mでは壁35 m²、天井12 m²です。開口部4 m²を引くと選択面は43 m²。2回塗りで86 m²、10 m²/Lなら8.6 Lで、5 L缶を2缶購入します。
ヤード・ポンド法:壁のみ
12 ft×10 ft×高さ8 ftでは壁352 ft²。開口部36 ft²を引くと316 ft²、2回で632 ft²。400 ft²/galなら1.58 galで、1 gal缶を2缶購入します。
役立つ場面
単純な長方形1室の容器比較、買い物メモ、見積数量の確認に使えます。天井のみなら開口部を0にします。
複数室、不規則な壁、異なる塗料は分けて計算し、各結果に測定値を添えてください。
多孔質・凹凸・補修・大きな色替え・道具・ローラー等のロスで実使用量は変わります。製品指示を優先します。
制限と入力エラー
- 垂直な壁と平らな天井を持つ長方形1室だけです。傾斜、階段、くぼみ、巾木、不規則な外壁は対象外です。
- 標準ドア・窓寸法を仮定しません。塗らない実測面積だけを入力します。
- 塗料、下塗り、艶、塗り回数、塗布率、余裕率を推奨しません。下塗りは別計算です。
- 単位や桁区切りを付けず数値だけを使います。小数点・小数カンマに対応し、開口部だけ0にできます。
- 数量の概算であり、隠ぺい性、仕上がり、在庫、費用を保証しません。
見積もりのコピーと利用
コピーすると容器数、リットル、ガロン、面積、塗り回数の短い要約を作ります。製品名、塗布率の出典、容器サイズ、日付は自分のメモに追加してください。ページは案件を保存しないため、変更後は再計算します。
よくある質問
床面積で壁用塗料を求められますか?
いいえ。床は長さ×幅、4壁は周長×高さです。天井は別表示します。
ドアと窓は引きますか?
同じ塗料を塗らない場合だけ、実測した合計面積を引きます。
塗布率はどこで確認しますか?
現在の製品ラベルまたは技術資料を使います。塗料や下地が違えば同じとは限りません。
正味量より缶数が多いのはなぜ?
正味量には缶の端数が出ますが、購入は入力サイズの整数缶へ切り上げるためです。
壁と天井を一緒に計算できますか?
製品、塗り回数、塗布率、容器サイズが同じ場合だけ可能です。
ロスや下塗りを含みますか?
隠れた余裕率も下塗りも含みません。該当製品の指示に従って別計算してください。